保土ケ谷消防署(小野寺勝署長)はこのほど、JR保土ケ谷駅そばの踏切内で倒れた女性に適切な救命措置を行ったとして、水野麻子さん(西久保町在勤)・窪松マークさん(同)・神原建人さん(霞台在住)の3人に感謝状を贈呈した。
感謝状を受け取った3人は2月18日午後3時30分頃、JR保土ケ谷駅から東戸塚方面へ向かう最初の踏切内で、歩行中の高齢女性が突然倒れる現場に居合わせた。
水野さんと窪松さんは西久保町にある在宅介護センターに勤めており、この日は勤務中に偶然現場を通りかかった。窪松さんが女性に駆け寄ると、水野さんはすぐに非常停止ボタンを押して電車を止め、踏切内の安全を確保した。
自転車で踏切を渡ろうとしていた神原さんも足を止めて救助活動に加わり、窪松さんと連携して女性を抱え上げると、踏切の外の安全な場所へ移動。その後、神原さんが携帯から119番通報を行った。
倒れた女性は意識を失っており、心肺停止状態。看護師の水野さんが胸骨圧迫を施し、通報を受けて到着した救急隊員に引き継いだ。女性は無事に一命を取り止め、すでに社会復帰しているという。
口を揃えて「無我夢中だった」と当時の行動を振り返る3人。小野寺署長は感謝状を手渡すと「踏切内という場所と女性の状況からも、迅速かつ適切な処置が必要だった。大変勇気のいる行動で人命を救っていただきありがとうございました」と称えた。
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