横浜市は夏休み中に、市内の小学4、5年生が専用チェックシート=写真=で環境保全に取り組む「こども『エコ活。』大作戦!2021」を開始した。
チェックシートでは、「水道の蛇口をこまめに閉める」「買い物をする時はマイバッグを持参する」など5つのチャレンジ項目と自ら実践するチャレンジ項目を設定。児童は各項目を意識して夏休みを過ごし、行動結果を3段階評価で記録。感想を添えてシートを学校に提出する。この事業は2016年度に始まり、昨年度は1万7502人が「エコ活動」に取り組んだ。
児童が取り組む「エコ活。」の応援企業から寄せられる協賛金は、国連の食糧支援機関「国連WFP」が展開するフィリピン・ミンダナオ島での植樹に役立てられる。同島はさまざまな自然災害が頻発しており、その多くは違法な伐採や排水不良など、人為的な問題により悪化しているという。チェックシートは市ホームページ(「横浜 エコ活 2021」で検索)からダウンロード可能。問い合わせは市環境創造局政策課【電話】045・671・2484へ。
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