プロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから3位で指名された 福永 奨(しょう)さん 川島イーグルス出身 22歳
己と向き合い努力重ね
○…「1週間前から寝られなかった」ほどの緊張感で臨んだドラフト会議。「夢見ていたプロに行ける」と胸を熱くしつつ「大学生で選ばれた自分は即戦力を求められている」と気を引き締める。指名をされたのは、今期25年ぶりにパリーグを制したバファローズ。「若手の方も活躍していて勢いのあるチームでプレーできることは幸運。早くついていけるようになりたい」と意気込む。
○…父の影響で小学2年生から野球を始め、区の選抜チームに入るほどの実力に。横浜高校時代は甲子園に出場、その後「技術面や人間性を磨くため」大学進学した。3年で正捕手になるも結果が出せず、試合に出れないことも続き「本当に悔しかった」。中高で主将を務めた経験もあり、4年で主将を任された。自分と向き合う時間が増え「波があった」基礎練習やフォームの見直しを徹底。大黒柱として部員への声かけや気遣いも忘れず部の士気を高め、今年の東都大学野球リーグで同大学の春季初優勝を掴んだ。「自分たちの代で初優勝できるなんて」と喜びを噛みしめる。
○…幼少から運動が大好きで「小1なのに6年に交じってドッジボールするのが楽しみだった」と笑顔。一方で「ドラマが好きで、前クールの作品は全部見ていたかも」という一面も。保土ケ谷区の実家の父、母、姉にはすぐに連絡し感謝を伝えた。「ずっと応援してくれた家族や親戚、支えてくれた人に結果で応えたい」と力を込める。
○…175cm、87kgの体躯から繰り出される正確なスローイングと強肩、勝負どころで決める打撃が武器。「横浜高校や国学院大学出身の先輩方と戦いたい」と抱負を語る。「プロ入りに満足せず、高いレベルに達するために何ができるかを考え練習に励みたい」
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