星川杉山神社(平岡好直宮司・星川1の19の1)で12月5日(日)、駐車場に専用のバスを設置し献血協力者を募る「神社de献血」と題したイベントが開かれる。県内では2社目、横浜市内では初の実施となる。
「神社de献血」は新型コロナウイルスの感染拡大で企業やイベント会場での献血が相次いで中止になる中、被災地支援活動などをしている弁護士、医師、神社の神職などで組織する一般財団法人国際災害対策支援機構が主催し、2020年夏、首都圏を中心に始まった取り組みだ。
同神社で権禰宜を務める平岡理恵さんは「川崎市内の神社で実施された際には『初めて献血に参加する』という方も多かったとお聞きしている。身近な神社が会場となることで献血のハードルがさがればと考えている」と話す。献血協力者には来場記念として「神社de献血」仕様の「御朱印」とオリジナルスタンプ帳が配布される。
神奈川県赤十字血液センターによると1回目の緊急事態宣言下では献血への協力が大幅に減少した。一時期ほどではないものの、今年9月、10月の2カ月の間だけでも、県内で約100カ所の献血バス派遣が中止となっており、血液は不足状態にあるという。
県内では1日約900人の献血協力が必要で、同センター関係者は「患者さんがいつでも安心して輸血を受けられるよう、献血ルームなどのほかにこうした献血バスの派遣先ができることは大変ありがたいこと」と話している。
事前申し込み制
受付は午前10時から正午までと午後1時30分から4時までで「密回避」のため事前申し込み制となる。対象は16歳から69歳まで(65歳以上の人は60歳から64歳の間に献血経験がある人に限る)で、体調を崩していたり、健康状態のよくない場合には献血できないこともある。申込み・問合せは同センター【フリーダイヤル】0120・80・9995へ。
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