ジャパーニュミカコと呼ばれる珍しい品種も
区内のアジサイの名所の一つが、大池道路に沿うように伸びる峰沢町の滝ノ川あじさいロードだ。全長約８００ｍある遊歩道は梅雨の訪れと共に間もなく見ごろを迎え、６月４日（土）には３年ぶりとなる「あじさい祭り」も開催される。
よく見かけるセイヨウアジサイから日本古来の品種、北米原産のカシワバアジサイまで、およそ８００株のアジサイの手入れを行うのが、地元有志によるボランティアの「花咲かせ隊」。週に一度のペースで雑草の除去や剪定などをしている。
発足当初から携わる副隊長の西窪弘忠さん＝人物風土記で紹介＝は「作業をしていると『ご苦労さん』と声をかけてもらえるようになりましたね」と話す。一方で心ない人による花の持ち去りやゴミの放置に心を痛めることも。
地域作業所が自主製品販売
３年ぶりとなるあじさい祭りでは、花咲かせ隊が育てたアジサイの苗木を先着順で配布する。
飲食の模擬店こそないものの、区内の地域作業所で働く障害者による自主製品が販売される。出店するのは陶・第２いこいの家・こんがり堂・夢21さかもとてらす・希望の家。このほか、地元農家による野菜の直売も。
祭りは６月４日午前11時から午後２時まで。雨天時は翌５日に順延。問合せは峰沢町岡沢町自治会穴原さん【携帯電話】０９０・４８１０・８５５２へ。
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