保土ケ谷区役所前の複合施設「かるがも」の開設20周年を記念し、入居する4つの福祉施設による合同イベントが11月13日(日)の午前10時から午後2時まで行われる。各団体は「20年間の感謝を伝えたい」と口を揃える。
「かるがも」は2003年2月1日に福祉拠点として設立。介護、子育て支援など様々な施設が併設し、地域の福祉拠点として活用されてきた。
現在は1階に障がい者とスタッフが協力して働く軽食喫茶の「ふれあいショップクレヨン」、1・2階には地域の福祉・保健活動の拠点「星川地域ケアプラザ」、3階は区内の社会福祉活動を支える「保土ケ谷区社会福祉協議会」、4階はメンタルヘルス専門機関の「保土ケ谷区生活支援センター」が入居する。
「かるがも20周年フェスティバル」と題した合同イベントでは、各施設がブースを出展する。クレヨンでは当日だけのメニューを数量限定で提供。ケアプラザでは近隣の障がい者施設による雑貨や食品の販売のほか、利用団体による木彫りの体験が可能だ。
区社協では季節飾りサークルによる作品展示や、先着でバルーンアートなどのプレゼントも用意され、生活支援センターではメンタルヘルスに関する情報コーナーなどを設ける。全ブースを回ってスタンプを集めると、先着順でプレゼントも用意されている。
「今こそつながりを」
イベントのテーマは「20年間の感謝を伝える」。各施設ともコロナ禍でここ数年は利用者の減少や、活動が個別相談のみに絞られるなど苦労してきた。存在自体を知らない人も多く「この時期だからこそつながりが必要。これを機に存在を知ってもらえたら」と各施設の担当者は話す。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|