花見台の県立保土ケ谷公園内にある「かながわアートホール」で2月11日(土)に子育て応援事業として「赤ちゃんありがとうコンサート」と銘打った催しが初開催される。生まれてきた赤ちゃんと、産んでくれたママに「ありがとう」を伝えることをテーマにした企画となる。
同施設内にあるホールには可動式の階段状座席がある。この特性を活かし、今回のコンサートでは座席を全て収納。ベビーカーや車いすのまま、客席に入場することができるという。
コンサート開催は同ホールの馬場洋一館長が長年温めてきた企画だった。そこに区内で子育て支援活動を展開している「NPO法人ちゃっと」と「NPO法人ぎんがむら」が協力。実行委員会(高野直子委員長=人物風土記で紹介=)を組織し準備を進めてきた。
馬場館長は「当初はベビーカー置き場を用意してお子さんを抱っこしてもらいながら鑑賞していただこうと考えていたが、子育て中のママは、ミルクやおしめなど、多くの荷物を持ちながら移動するので、ベビーカーのまま入場できる方がいい―など、日ごろから子育て世帯と接しているプロならではの視点からアドバイスをいただき、念願のコンサートを開くことができる。本格的な音楽を楽しんでいただき、温かい心をおうちまでお持ち帰りいただければ」と話している。
当日は午後1時30分開演。全席自由で入場料は3歳以上500円(販売枚数は150枚)。チケットなどに関する問合せは同ホール【電話】045・341・7657へ。コンサートの模様は同ホールのYouTubeチャンネルでも配信される。
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