世界で栽培、生産された全食品のうち約40%に当たる25億トンの食品が年間で廃棄されているという調査報告がある。食品ロスの主な指標とされる「国連食糧農業機関」(FAO)が2011年に発表した年間約13億トンの約2倍に相当する量だ。
食品ロスとは食べ残しや安売りなどで大量に購入したものの食べきれなかった手つかずの食品、野菜の皮を厚くむき過ぎた過剰除去など、「本来食べられるのに廃棄される食品」を指す。
食材の生産時に使用した水、加工するために使った電気、配送時に消費した燃料など、各過程で用いた資源やエネルギーも無駄になってしまうことになる。
横浜市資源循環局3R推進課によると市内の家庭から排出される燃やすごみの中には、年間およそ8万6千トンもの食品ロスが含まれるという。市民1人あたりに換算すると約23kg。これをおにぎりで例えると約230個分、食費に換算すると1人あたり1万8千円分もの食料が捨てられている計算になる。
楽しみながら学ぶ
同局では楽しみながら食品ロスを減らす術を学べる「食ろすごろく」を公開している。ダウンロードも可能(右記二次元コードから)。
![]() |
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|