手にはラケットではなく、スリッパ。長いラリー、豪快なスマッシュが決まる度に集まった観衆から歓声が上がる―。
5月から市内18区で予選会が開かれてきた「全はまスリッパ卓球選手権大会2023」の代表選手と特別大会の代表者が集い王座を決する「頂上決戦」大会が11月11日(土)、和田町商店街で催される「べっぴんマーケット」会場で開かれる。
「商店街活性化」を目的に8年前に和田町で産声を上げたスリッパ卓球大会。ファイナル大会となる今年度は各区の予選会に幅広い世代の人が参加し、真剣勝負を展開した。スリッパラケットとは思えない強烈なスマッシュが決まったり、長いラリーが繰り広げられる度に、集まった観衆からは大きな歓声が上がるなど、各地で盛り上がりを見せた。
頂上決戦にはこの日、午前10時から開催される保土ケ谷区予選会の王者を含めた各区の代表者ら21人が参戦。午後0時30分からトーナメント形式で対戦し「ハマのスリッパ卓球王座」を決する。
企画背景に商店街活性
イベントの狙いは「商店街活性化」。全国的にシャッター通りと呼ばれる地域商店街が常態化し社会問題となっている中、「活気ある催しを仕掛けることで地域住民に商店街の面白みを感じてもらうきっかけになれれば。商店街に活気があれば地域の安全・安心を見守る役目になる」と話すのはイベントの仕掛け人のひとり、工藤圭亮さん。
今年の予選会でも各地で多くの観衆を集め、商店街で飲食や買い物を楽しむ人の姿も数多く見られるなど、イベントを通じ商店街への好影響も見せている。
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