白バイの乗車体験会（保土ケ谷区提供）
自転車に乗る時のヘルメット着用を呼び掛けるキャンペーンがこのほど、イオンスタイル天王町で行われた。
横浜市の主催。昨年４月に改正道路交通法が施行され、自転車に乗る全年齢の利用者を対象にヘルメットの着用が努力義務となったことなどを受けて企画した。
キャンペーンではヘルメットの試着のほか、白バイに乗車して写真撮影をするコーナーや自転車シミュレーターを使った体験会などを実施。クイズラリーも行われ、家族連れでにぎわっていた。
67％頭部に致命傷
神奈川県警によると、２０１９年から23年に県内で自転車乗車中の事故で亡くなった人は65人で、約67％にあたる44人が頭部に致命傷を負っているという。
保土ケ谷警察署はこれまでにヘルメットの着用を促すチラシを配るなど、住民の安全意識を高める取り組みを実施。引き続き、交通安全キャンペーンなどのイベントでも呼び掛けていく。
自転車シミュレーターに乗る子ども（同区提供）
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