3連戦を1勝1分１敗で終えたことで、悔しさと危機感を持ちながら4月の最後のホームゲーム藤枝MYFC戦を迎えた。開幕戦で負傷した井上潮音がスタメンに復帰、第2節で負傷した主将ガブリエウがメンバーに入ったことは嬉しい知らせだ。気温は20度を超え、ピッチ内に熱気が漂う中キックオフ。先制シュートは相手FWのミドルシュートだが市川暉記の好セーブでそれを凌ぐ。徐々に横浜FCが藤枝陣地でプレーし始め、前半10分福森晃斗のセットプレーから、ンドカ ボニフェイスが合わせ先制。その後は、ユーリララが中盤でボールを奪い藤枝を自由にさせなかった。リードしたまま前半を終え、ハーフタイムに四方田修平監督は「セカンドボールを奪ったあとの攻撃のパワーを上げていこう」と追加点を奪う姿勢を強くした。後半、藤枝がリスクを負って攻めてきたため押し込まれる時間帯があったが、体を張った守りでゴールを割らせなかった。そして残り15分となり、主将ガブリエウが出場。スタジアムが歓声と拍手に包まれた。堅い守備を続けたまま途中出場のFWカプリーニが自身で獲得したPKをゴールに沈め、追加点を奪い2-0で試合終了。ホームで3試合ぶりの勝利を飾った。次節は、攻撃力抜群のV・ファーレン長崎とアウェイで戦う。相手の指揮官は、2019〜2021シーズンに横浜FCの監督を務めた下平隆宏氏。横浜FCを知る相手だけに絶対に負けられない６ポイントマッチ。横浜FCの勝利に期待したい。 ■次回ホームゲーム 5月3日（金・祝）水戸ホーリーホック戦 14:00 キックオフ ＠ニッパツ三ツ沢球技場
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