神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年4月25日 エリアトップへ

特別支援教育支援員 謝金、倍額に引き上げ ニーズ発掘し、人員確保へ

社会

公開:2024年4月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
謝金、倍額に引き上げ

 横浜市立小・中・義務教育学校に配置され、特別な支援を必要とする児童や生徒を支援する「特別支援教育支援員」の謝金について、市は今年度、これまでの500円から1千円(1時間)に引き上げた。対象児童生徒が増加傾向にある中、市教育委員会の担当者は「潜在ニーズの掘り起こしにつながれば」と人員確保への思惑を口にする。

 特別支援教育支援員は、横浜市障害児学校生活支援事業の有償ボランティアとして、2006年度から活動をスタートした。活動1時間当たりに支援員に支払われる謝金は500円だったが、4月から1千円に引き上げられた。

 市教委の担当者によると、当初県内の最低賃金は700円台だったが19年には1千円を超え、「特別な支援や配慮が必要な児童生徒に対応する業務への謝金が500円では厳しい」といった意見が複数寄せられていたという。加えて、対象児童生徒が18年度から22年度で3倍以上に増え、支援員1人当たりの平均活動時間も約1・7倍に増えている現状もある。担当者は「近年は物価高や、有償ボランティアとは言え一般のパート勤務の方が賃金が高い現状があった」と謝金引き上げの背景を説明する。

地域の学校支えたい

 22年度の同支援員は2446人。年齢別に見ると、教員を目指す学生を中心とした10代・20代が830人と全体の33・9%。50代が511人、60代が475人、70代以上が276人と、50代以上が51・6%となっている。学生以外の支援員は「子どもが通っていた(通っている)」「母校だから」といった理由で地域の学校を支えたいという気持ちで活動するケースも少なくない。鴨居小学校(緑区)で活動する村野玲子さんもその一人。同支援員としての活動は6年目。村野さんは「子どもが通っていた小学校で先生たちの手が足りない点をサポートできれば」と思いを話す。

 市は、支援活動を効果的に行える人材養成を目的に研修講座を実施。人員確保に加え、質の向上も図る考えだ。

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

RIZIN甲子園決勝へ

西谷中出身斉藤健心さん

RIZIN甲子園決勝へ

大晦日に決戦

12月19日

創立60年の節目祝う

横浜市立仏向小

創立60年の節目祝う

おめでとうの会を開催

12月19日

峯小、藤塚小で記念式典

峯小、藤塚小で記念式典

児童主体の催し盛況

12月12日

公共工事「週休2日」を推進

横浜市

公共工事「週休2日」を推進

民間への浸透も期待

12月12日

燃やすプラ3割削減

横浜市ごみ処理

燃やすプラ3割削減

10月開始の新分別ルールで

12月5日

創部50周年祝い記念式典

今井少年野球部

創部50周年祝い記念式典

「良き伝統を継続したい」

12月5日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 6月20日0:00更新

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook