市立峯小学校の6年2組の児童が7月10日に総合学習の授業で、保土ケ谷区役所の職員から花の種を練り込んだ泥団子の作り方を教わった。
6年2組は総合学習で植物を通じてSDGsを学んだり、人との触れ合いを目的とした取り組みを展開する。
学校創立100周年の記念事業の一環で、専用のオイルに浸して作る植物標本を廃棄予定の花「ロスフラワー」を使って作る計画を立てたが、ロスフラワーが手に入らないなど難航。担任の高橋海(まりん)教諭が保土ケ谷区役所に相談したところ、職員が花の種をまぶした泥団子作りを通じた交流イベントを提案した。
当日は区役所の職員が同校を訪れ、児童に泥団子の作り方を教えながら交流した。高橋教諭は「子どもたちが職員の方と交流し、区役所の仕事を知る機会にもなって良かった」と学習の成果に手応えを感じていた。6年2組では今後、残食を肥料化して植物を育てる取り組みを予定するなど、学習を進めていく。
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