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保土ケ谷区版 公開:2024年7月25日 エリアトップへ

7月から横浜たちばなライオンズクラブの会長を務めている 吉田 俊和さん 50歳

公開:2024年7月25日

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吉田 俊和さん

笑顔で前向きに行動

 ○…地域に根差した社会奉仕活動に取り組む組織のまとめ役を担う。会長テーマに「”We Serv”前を向いて進もう! With Smile‼」を掲げる。「コロナ禍もあり、何かと気持ちが沈むことが多い。だからこそ、笑顔で前向きに生活することが大切」とポリシーを持つ。

 ○…長野県出身。大学卒業後に柔道整復師などの仕事に就いたが、西区の浅間神社が実家の妻と結婚し、30代後半で神主の道へ。大学が主宰する講習会を受講し、若者に囲まれながら鶴岡八幡宮や伊勢神宮で早朝から始まる実習に励んだ。基礎的な神道用語を覚えるところから出発したが、「自分よりも年上で向学心旺盛な人から刺激をもらった」と勉学に努め、神主の資格を得た。浅間神社が管理する保育園の経営にも携わり、保育士と幼稚園教諭の資格も所得。「何かと資格勉強に追われる人生」と笑いながらも、「いろんな世界が知れた」ときっぱり。

 ○…クラブの仲間から地域活動のヒントをもらうことが多く、浅間神社が11月23日に行う新嘗祭もその一つ。仲間たちが祭りの設営などを手伝ってくれるといい、「優しさと行動力を兼ね備える皆さんから多くのことを吸収できる」と感謝の気持ちと敬意を表する。

 ○…息子が通う小学校でPTA会長を務めている。「児童、学校、ライオンズの3者で達成感が得られる活動ができたらいいな」と抱負を語る。「ゴミ拾い侍」とのコラボを目指し、横浜駅西口周辺を清掃するというユニークな企画を構想中だ。父親が長野のライオンズクラブの会員だったことを父の死後に知った。「何も話してくれなかったけど、地域に根差した活動に取り組んでいたと思う。自分も誰かの役に立ちたい」と力強く語り、父の背中を追う。

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