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保土ケ谷区版 公開:2024年8月15日 エリアトップへ

地元の魅力発信などがテーマの子ども食堂を川島地域ケアプラザで主宰する 竹田 彩希(さき)さん 川島町在住 34歳

公開:2024年8月15日

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竹田 彩希(さき)さん

「誇れる川島」に恩返し

 ○…「自然が豊かで人が温かい川島の良さを子どもたちに伝えたい」―。地元の魅力を次世代に発信するべく、地場野菜の紹介や学習支援を取り入れた「子ども食堂 ohana かわしま」を運営する。「食事以外の要素も取り入れて交流を促したい」と思いが熱い。

 ○…川島小、西谷中を卒業。小学生の時は父親がコーチをしていた少年野球チームで白球を追いかけたり、陣ケ下渓谷でサワガニを捕まえて遊ぶような活発な子どもだった。しかし、厳格な父に反発する形で中学、高校と「やんちゃな道」に。一度は地元を離れたが、四季折々の植物が見られ、アットホームな雰囲気の故郷が恋しくなり、すぐに帰郷した。それからは「まちへの恩返し」を心に誓い、地域活動に幅広く参加する。消防団員として活動する中、「もっと地域の防災・減災に貢献したい」と考え、今年3月に防災士の資格を取得。地域防災拠点(川島小)の運営に携わり、災害時の適切な対応などを発信する。

 ○…3人の息子たちが通う坂本小では、児童の見守り活動などのボランティアに従事。活動は息子の同級生の保護者にも伝わり、初めて会う人からも「いつもありがとうございます」などと感謝の言葉を掛けられるという。「『竹田彩希が取り組む活動なら安心』と皆さんに思っていただけるよう、地域に尽くしたい」

 ○…今は父のことを尊敬し、共に青少年指導員を務めている。地域に顔が広い父の協力もあり、子ども食堂で使う野菜を農家から寄付してもらえるといい、感謝の気持ちを示す。父から教わった武田信玄の名言「一生懸命だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳が出る」が座右の銘。次世代が「誇れる川島」のまちにレールを敷いていく。

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