川島第四町内会祭礼実行委員会の委員長を務めた 新井 好美さん 東川島町在住 50歳
やるからにはとことん
○…「うまくいくか不安は大きかった」。町内会長からの推薦を受け、川島第四町内会の夏の風物詩となる祭りの実行委員長を引き受けた。不安もあったが「やるからにはとことんやりたい」と奮起し、6月上旬から準備を重ねてきた。地域参加型を掲げ、地元の中学校や高校にも素人演芸会の参加を呼び掛け、ボランティアも募集した。周囲には地元を盛り上げたいという気持ちに共感する仲間が多く「来てくれた人に楽しかったと思って帰ってもらいたい」という思いで挑んだ。
○…保土ケ谷育ち。小学生の時にはキャプテン翼に影響を受け、サッカーにのめり込んだ。運送会社に就職後、25歳で結婚。3人の子宝に恵まれた。潜水士として横須賀の海に潜って作業をした経験を持つが、運送業歴は長い。家を出るのは午前2時になる時も多く、1歳になる孫の日々の成長を実感するのが癒しの時間になっている。
○…これまで川島小、西谷中でPTA会長を務めた。登校時の見守りから始まったが、徐々に地域の子どもたちとの関係性が深まっていく中で「もっと関わっていきたい」と感じたという。中には学校での悩みを打ち明けてくれた子どももいた。「その子は今でも連絡を取る仲だよ」とほくそ笑む。そんなやりがいを実感しながら、現在も末っ子が通う旭高校のPTA会長を務めている。
○…「子どもたちがお世話になった地域に恩返しがしたい」と一言。防犯、防災、福祉などの面で先頭に立って活動する町内会長の言動には影響を受けている。本業やPTA会長の仕事をこなしながらも町内会活動に汗を流し、周囲からは『町内会の活動が趣味なんじゃない』と言われることも多い。今後の目標は、みんなで作り上げていく祭りにすることだ。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>