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保土ケ谷区版 公開:2024年9月5日 エリアトップへ

岩井町原第一町内会の会長で、町内会運営のデジタル化などに取り組む 小石川 悦子さん 岩井町在住 62歳

公開:2024年9月5日

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小石川 悦子さん

新しいことに恐れず挑戦

 ○…約400世帯が暮らすまちの舵取り役を担い、「誰もが気軽に参加できる町内会」をコンセプトにした運営を心掛ける。8月に行われた岩井町原連合町内会の祭りでは、模擬店での支払いにPayPayを導入。行列の改善などに成功した。各地の自治会町内会で課題となっている担い手不足。「課題には何かしらの原因が潜んでいる。時代に合った取り組みを推進し、次世代の育成に努めていきたい」と柔軟な発想で対応する。

 ○…港南区出身。23歳で岩井町に移り住み、今では故郷以上に愛着のある場所だという。子育てがひと段落して町内会の運営に携わるようになると、岩井町原連合町内会の会長や保土ケ谷区連合町内会長連絡会の副会長も経験した。同連絡会の役員を共に務めたメンバーとの交流は今でも続き、まちのにぎわいづくりに関するヒントをもらったりするとか。

 ○…コロナ禍では、町内会の恒例行事を中止せざるを得ない中で代替策を模索。マスクにデコレーションを施す「マスク仮装」を取り入れたハロウィーンイベントなどを開催し、住民同士のつながりを守った。希望者にクリスマスイルミネーションを配る取り組みも好評で、今では毎年の恒例となっている。「視点を変えることで新たな可能性を見い出せる。これも日頃から意見してくれるまちの皆さんの存在があってこそ」と周囲への感謝を忘れない。

 ○…3児を育てた母親。昨今、次男が町内会の活動に興味を示しているという。「地元の絆を最大限に活かし、若い世代が中心となってまちを引っ張ってもらえれば」と背中を押す。「失敗から得られることも多い。恐れず、新しいことにも挑戦したい」―。探究心と行動力で、より良いまちづくりを目指す。

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