医師から疾病の重症化を抑制する方法などを学ぶ「疾病予防・救急医療講演会」が9月14日に保土ケ谷公会堂で開かれ、住民約80人が参加した。
保土ケ谷消防署による主催。同署によると、今年の保土ケ谷区内の救急出場件数は8月21日時点で8796件(暫定値)に上り、過去最多のペースを記録している。健康寿命の延伸を目的とする取り組みが救急要請の減少にもつながると考え、地元の医師が講師を務める講演会を企画した。
当日は3部構成で実施。聖隷横浜病院の竹下宗徳医師、イムス横浜狩場脳神経外科病院の谷井雅人院長、横浜保土ケ谷中央病院の穂崎奨医師が骨折や脳卒中などの予防法を紹介した。講演会後に各病院によるブースが並び、住民が健康に関する悩みを相談していた。
講演会に参加した70代女性は「健康を見直す機会になり良かった」と感想を述べた。
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