横浜清風高校陸上競技部の石山優陽さん(2年)と渡部由唯さん(同)が10月19日、20日に栃木県で行われた「第28回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会」で入賞した。2人は修学旅行先の沖縄から栃木に直行するという過密日程の中、持てる力で結果を残した。
石山さんは男子走高跳に出場。1m95を成功させて2位に入ったが、「目標の2mを跳べなかったので悔しい」と振り返る。持ち味のバネのある跳躍に磨きをかけ、「来年のインターハイに出場するためには、2mの成功は通過点だと思っている。ライバル選手から刺激をもらって成長したい」と力強く話した。
渡部さんは女子走高跳で4位。173cmの長身を生かした躍動感のあるフォームで1m58を記録したが、「自己ベストを更新できなかったので物足りない」と石山さんと共に悔しさを見せる。目標とする1m65の跳躍に向け、走高跳に必要な瞬発力を走り込みなどで鍛えるほか、他選手のプレー動画を見て技術を吸収する。「目標を達成できるよう、練習に励みたい」と飛躍を誓った。
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