神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年11月7日 エリアトップへ

聖隷横浜病院の病院長で、地域に根差した病院運営に取り組んでいる 大内 基史さん 岩井町在勤 62歳

公開:2024年11月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
大内 基史さん

人間性重んじる医療を

 ○…「患者さんの笑顔が見たい」-。2003年から続く聖隷横浜病院の病院長を2年前から務めており、医療だけでなく患者に楽しみを与えることも大切にする。国内では昨年から今年にかけて年間3万人以上が新型コロナを主病名に亡くなっている。「コロナとの闘いはまだ続く。感染症対策を徹底した上で院内行事を盛り上げたい」と責任感をにじませる。

 ○…茨城県で縫製工場を営む家に生まれた。父親の後を継ぐために努力する兄の姿を見て、「自分も将来について真剣に考えなければ」と思い医師を志した。北里大学病院などでの勤務を経て、2008年に聖隷横浜病院に入職。呼吸器外科の医師として多くの命を救ってきた。同科は炎症性疾患の手術に力を入れ、県外から来院する人もいる。「炎症性疾患を専門とする医師が全国的に少ない中、こだわりを持ち役割を全うしたい」と熱い思いを語る。

 ○…病院長を野球のポジションに例えると捕手で職員をリードするのが役割だという。「みんなでつくる聖隷横浜病院」をテーマに、職員のアイデアや意見を尊重する。10月23日に入院患者を対象に行われた秋祭りの準備には多くの職員が携わり、楽しみを創出した。「常に優しさや思いやりの心を忘れずに、患者さんに寄り添う職員たちを誇りに思う」と称える。

 ○…ウォーキングが日課で医者の不養生という言葉とは無縁。「お金をかけずに健康を維持できる習慣。肺が悪い人には足の運動が良いですよ」と笑顔で推奨する。座右の銘は「やって見せ言って聞かせてやらせて見せ、褒めてやらずば人は動かじ」。職員に何かを求める時は自身が実践し、命令口調にならずに相手に敬意を払う。人間性も重視した医療で住民の健康を守り続ける。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

大内 基史さん

聖隷横浜病院の病院長で、地域に根差した病院運営に取り組んでいる

大内 基史さん

岩井町在勤 62歳

11月7日

臼田 秀代さん

天王町公園愛護会のメンバーとして20年以上活動を続けている

臼田 秀代さん

天王町在住 79歳

10月31日

土本 美帆子さん

保土ケ谷プールの職員で、11月3日に開催される「誕生祭」の企画に携わる

土本 美帆子さん

権太坂在住 58歳

10月24日

島田 章(あきら)さん

旧くぬぎ台小学校で行われた地域防災拠点訓練の運営に大きく携わった

島田 章(あきら)さん

川島町在住 65歳

10月17日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

10月10日

及川 集雅さん

神奈川県高校新人陸上大会に出場し、男子5千m競歩の大会記録を10年ぶりに更新した

及川 集雅さん

保土ケ谷高校2年 17歳

10月3日

〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉

【昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生まれの方が対象】歯科健診を受けましょう

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000646.html

<PR>

あっとほーむデスク

  • 6月20日0:00更新

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

中小企業向けに横浜市が省エネ診断セミナー

中小企業向けに横浜市が省エネ診断セミナー

11月29日、横浜情報文化センターで

11月29日~11月29日

保土ケ谷区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook