保土ケ谷区内の小中学校で活動するPTAバレーボール部が頂点を目指すバレーボール大会(保土ケ谷区PTA連絡協議会主催)が11月24日(日)、保土ケ谷公園体育館で開催される。今年度から担当役員の負担を軽減するよう、運営方法を変更して開催される。
保土ケ谷区では、横浜市内で唯一、区P連(関口義則会長)主催のバレーボール大会が開催されている。
保土ケ谷区の区P連役員によると、3つの委員会(広報、スポーツ、家庭教育学級)があり、昨年度まではスポーツ委員会の担当役員がバレーボール大会の運営を担ってきた。また、同委員会での役割分担に決まりがなく、実行を取り仕切るすべての責務を委員長のみが負う状況が継続してきた。さらに、役員は毎年輪番制のためバレーボール部がない学校や部が存在していても役員がバレーボールの選手である可能性は低く、大会準備(会場の確保、対戦表やスケジュールの作成、弁当や飲み物の手配など)の負担が大きかったという。
運営方針を改訂
こうしたスポーツ委員会の担当役員への負担を軽減しようと同区P連は昨年度、「スポーツ委員会運営方針」を改訂。また、これまでは大会運営に関する細則がなかったために引き継ぎが困難だったという問題点を改善するために細則を明確化した。
運営方針を改訂したことで、バレーボール大会実行委員会が新設された。同実行委員会の委員(今年度は3校から5人)が大会運営を担当するようになり、スポーツ委員会の担当者は実行委員会が適切に運営されるように指導や監督するなどの役割を担うように変更された。
交流や親睦も
今年度のスポーツ委員会担当副会長・瀬谷与志花さんは「バレーボールの知識や競技経験のない輪番制のスポーツ委員会が運営を担当するのはこれまで大変だったと思う。運営方針が改訂され、実行委員会が運営することでスムーズな運営が期待できる。また、実行委員会のメンバー同士の親睦が深まるなどの良い点もあるのではないか」と話す。
今大会は合同チームを含む11チームが出場。10月に行われた予選会を勝ち上がった8チームが24日の決勝大会で優勝を目指す。
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