市立仏向小学校(大嶋智子校長)が12月10日に学校創立60周年を祝う「おめでとうの会」を開催し、節目を祝った。大嶋校長は「仏向小が元気で生き生きしていることを、これまでの卒業生や歴代の先生、保護者、地域の方々もきっと喜んでくれると思う」とあいさつした。
仏向小では、「60周年記念行事実行委員会(根本稔委員長)を立ち上げ、準備を進めてきた。60にちなみ、これまで「記念植樹記念式典」「周年横断幕設置」「ソーラン法被贈呈式」「たかの子オリンピック」「地域たかの子祭り」「全校たてわり遠足」などが行われてきた。
おめでとうの会では、児童運営委員の子どもたちによる進行でスタート。あいさつに立った大嶋校長は還暦にちなんだ赤いちゃんちゃんこを着て登場し、「人は60歳を迎えると赤いちゃんちゃんこを着てお祝いする。十干十二支が60年で一回りし、赤ちゃんになって出直すという意味がある」と説明し、「50周年からの10年間の歴史を整理することと、子どもたちが中心の思い出に残る楽しい行事の1年間にしようと実行委員会のみなさんと相談を進めてきた。今の6年生が1年生だった頃、コロナで学校が休校になったり、これまで経験したことのない生活を送ってきた。これから先、色々なことがもっとすごいスピードで変わっていくかもしれない」と語り掛けた。
たかの子の秘密とは
また、校歌の歌詞や行事名などに登場する「たかの子」についての秘密を明かした。校長室に保管されている資料から校歌の作曲を担当した小瀬由紀さんの連絡先を発見した大嶋校長は小瀬さんに連絡を取ったという。
その結果、以前仏向地域に鷹が多く飛んでいたということではなく、作詞を担当した山田今次さんが個人的に鷹が好きだったことから鷹の子と仏向小の子を重ね合わせて願いを込めて歌詞に入れたことが判明。最後に大嶋校長は「たかの子の秘密や由来を、ぜひ後世に語り継いでいってほしい」と話した。
その後は、教員による寸劇を取り入れた「バック・トゥ・ザ・ブッコウ」とスライドショーで、仏向小の歴史を振り返った。後半では、コメディマジックコンビ「キャラメルマシーン」によるスーパーマジックサイエンスショーを実施。コップに入れ、頭の上でひっくり返しても水がこぼれないマジックでは、びっくりしている児童に対して事前にコップの中に凝固剤を入れていたことが明かされた。また、輪になった風船に下から風を送ると、クルクルと回りながら宙に浮くマジックが披露された。
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