保土ケ谷区内の学童野球チーム「川島イーグルス」が12月15日、新横浜グレイスホテル(港北区)で創立50周年記念式典を行った。この日の式典には、同チームの創立者である松本禮二名誉顧問をはじめ、監督、コーチ、現役選手のほか多くのOBも参加し、約250人で節目を祝った。
川島イーグルスは、保土ケ谷区少年野球連盟主催の区民大会で、区内最多の優勝回数を誇る強豪チームだ。
あいさつに立った松本名誉顧問は「コーチや父兄の方々には頭が下がる思い。川島公園は砂利石でネットもなかった。当時のお父さんやお母さんたちが石を拾ってネットを張って、みんなが野球をできる環境を作ってくれた」と懐古しながら父兄らに感謝の言葉を伝えた。また、綿貫久雄代表は「42歳になる息子が小学2年生の時にチームの見学に参加したのがきっかけだった。当時はコーチが少なかったが徐々に増えていった。一同で100周年まで頑張っていきたい」と意気込みを語った。
その後は現役選手が壇上に上がり、試合前にチームの士気を高めるために歌う歌を披露して会場を盛り上げた。川本湊士キャプテンは「僕たちが野球をできる環境を作っていただき本当にありがとうございます。僕たちも先輩たちのようにたくましく立派に成長していきたい」とあいさつした。
現役プロ選手も祝福
また、特別ゲストとして同チームの卒団生でオリックス・バファローズの福永奨選手が式典に駆けつけた。福永選手は、「川島イーグルスは僕の原点。多くの方々のサポートがあったからこそ今の自分がここまでこられたと思っている。プロ3年目のシーズンを終えたが、来シーズンに向けて頑張りたい」と古巣チームの50周年を祝い、来期の抱負を口にした。
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>