2025年の年頭にあたり、本紙では保土ケ谷区の神部浩区長にインタビューを行った。神部区長は昨年の地域の賑わいを振り返るとともに、2027年に控える保土ケ谷区制100周年に向けた機運醸成を目的とした取組について触れた。(聞き手/本紙・保土ケ谷区編集室 小倉慎司)
――昨年(2024年)を振り返っての所感をお聞かせください。
「各地域や商店街で多くのイベントが開催され、活気と賑わいにあふれた1年だったと感じています。私もたくさんのイベントに参加し、皆様の笑顔に元気をもらいました。日頃より地域活動にご尽力いただいている皆様には改めて感謝申し上げます」
――今後の地域活動をどのように捉えていますか?
「コロナ禍で一時止まっていた地域の活動が再開され、取組が活発になってきています。地域に根差した活動を地道に続けていただいたおかげで、顔のみえる関係づくりが進んできたと感じています。
活動にあたっては、皆様いろいろなご苦労があると思いますが、役員の負担軽減や若い世代の担い手を確保するため、保土ケ谷区では、自治会町内会のデジタル化支援に取り組んでおり、今後も引き続き支援を行っていきます」
――市全体として子育て施策に力を入れていると思いますが、保土ケ谷区としての取組は?
「地域で一体となって子どもを育む『ほどがやhappy子育て』事業を実施しています。今年も『泣いても大丈夫コンサート』や未就学児の親子に向けた『にこにこフェスタ』のようなイベントで多くの方に楽しんでもらうとともに、子育ての悩みや不安を解消する取組も一層充実します。情報は、子育て応援アプリ『パマトコ』を通じてしっかりとお伝えしていきます。
また、保土ケ谷区では、ほどがや☆元気村での農業体験やブルガリア共和国との交流事業、協定を結んでいる横浜国立大学、横浜FC、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と連携した取組など、保土ケ谷区ならではの魅力を生かした体験を通じて、子どもたちが健やかに成長できる機会を設けていきます」
――2027年の区制100周年に向け、どのような取組を予定していますか?
「今年はいよいよ、区の公式マスコットキャラクターが誕生します。近日中に発表し、その後は名前の募集も予定しています。多くの方から愛され親しまれるキャラクターになるよう、たくさんのご応募をお待ちしています。
また、区制100周年に向けた活動団体への補助を開始する予定です。さらに、SNSを通じたフォトコンテストなど100周年をきっかけに保土ケ谷の魅力を再発見してもらう様々な取組を実施していきますので、楽しみにお待ちください」
――2025年度の重点施策について、お話しできる範囲でお聞かせください。
「子育て施策と区制100周年に向けた事業にしっかりと取り組んでいきます。また、今年は、『保土ケ谷ほっとなまちづくり(地域福祉保健計画)』の第5期計画策定の年です。様々な人や団体が、つながり支え合うことで、安心していきいきと暮らせる地域にしていこうとする大事な計画ですので、地域の皆様にも加わっていただき、議論しながら進めていきたいと思います」
――最後に区民へのメッセージをお願いします。
「保土ケ谷区は2年後に区制100周年を迎え、同じ年に横浜では国際園芸博覧会『GREEN×EXPO 2027』が開催されます。これを契機に皆様が保土ケ谷区に「いつまでも住み続けたい」と思っていただけるよう、職員一同、全力で区政運営に取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします」
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