神奈川区を拠点とする大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が1月9日、翌日の「110番の日」に合わせて神奈川県警の一日通信司令官に任命された。
井上尚弥選手をはじめ、世界チャンピオン5人を輩出してきた大橋会長は上星川小学校、保土ケ谷中学校のOB。この日は警察の制服に身を包み、県警本部の通信指令室で通報の模擬対応などを体験したほか、新都市プラザで市民に110番の適正利用を呼び掛けた。大橋会長は「県全体の通報を少ない人数で受けていることに驚いた。間違い電話が多いと事件の時につながらないことを実感した」と感想を述べた。
井上選手については「今年は大きな司令が出る」とビッグマッチの可能性を示唆。地元横浜への思いを聞かれると「横浜アリーナもあるし、横浜文化体育館(現・横浜BUNTAI)も新しくなった。神奈川県内で大きな試合をするのも目標」と話した。
約30秒に1件
県警によると、昨年県内であった110番通報は約106万6千件。およそ30秒に1件のペースだが、警察官の派遣が必要な事件・事故等に関するものが約7割。残りは警察への要望・相談等の問合せやいたずら電話など。中には「牛丼を買ってきて」など悪質な内容も実際にあったという。
警察では緊急時以外の相談・要望・問合せは総合相談電話【電話】045・664・9110または短縮ダイヤル♯9110の利用を呼び掛けている。
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