防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」が1月19日(日)の午後1時30分から4時まで、横浜市立富士見台小学校で行われる。
主催する西区の東久保町夢まちづくり協議会は、地区内の狭あいな道路の拡幅や小広場の整備など災害に強く、安心して住み続けることができる住環境づくりを進めている。今回のイベントは、子どもや若い世代へ参加を呼びかけ、遊びから防災の知識を身につけ、意識を高めてもらうことを目指す。「水消火器で的あてゲーム」や「対決!バケツリレー」などのプログラムに参加するとポイントが貯まり、持ち寄ったおもちゃと交換できる。
当日は富士見台小の5年3組の児童もスタッフとして参加する。児童は今年度の総合の時間で「地域防災拠点としての富士見台小学校の校舎をユニバーサルデザイン化する」をテーマに活動。外国人や障害がある人など、誰もが安心して避難できるマニュアルや案内板作成を進めている。今回、防災について学んでいることを知った同協議会から声がかかり、ブースの出展が決まった。
10月7日には、同協議会、横浜市都市整備局防災まちづくり推進課が同校を訪れ、同防災イベントを監修するNPO法人プラス・アーツのメンバーとオンラインでつなぎ、開催の趣旨を児童に説明した。話を聞き、「周囲に困っている人がいると広く知らせておくことが大切」と気付いた児童。ブースでは、これまでの取り組みをまとめたリーフレットとオリジナルの防災用ホイッスルを配布する。
藤田栞さん(11)と斉藤奏さん(同)は「心に残るイベントにして、参加者の防災への意識を高められたら」と話す。
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