「株式会社ゆうちょ銀行保土ケ谷店」(川辺町)で11月10日、模擬強盗訓練が行われた。
保土ケ谷警察署の協力で行われたこの日の訓練では、強盗が刃物を持って店内に侵入した場合を想定。犯人役の署員が、窓口で職員にナイフを突き付け「金を出せ」と脅迫した。
緊迫した雰囲気の中、職員らは、普段から指導されている強盗発生時の対応を実行。要求に応じると同時に、犯人に気付かれないよう通報スイッチを押すほか、逃走した犯人を追跡してカラーボールを投げつけるなど、懸命に対処していた。
訓練後、職員の証言をもとに、署員が犯人のモンタージュ(似顔絵)を作成。顔や服装をどの程度記憶できていたかのチェックが行われた。
また、犯人役を演じた署員からは「通報スイッチを押された気配を少し感じてしまった」など問題点の指摘なども行われ、参加した職員らは真剣に耳を傾けていた。
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