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保土ケ谷区版 公開:2013年2月28日 エリアトップへ

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薬剤師北井康一さんに聞く 要警戒 今シーズンの「花粉」 PM2・5との影響懸念も

公開:2013年2月28日

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丁寧に薬の説明をする北井さん
丁寧に薬の説明をする北井さん

 花粉症に悩む人にとって、頭の痛い季節がやって来た。今年は特に、中国大気汚染で問題化している微小粒子状物質PM2・5との相乗で、より深刻な事態も心配されている。そこで今回は、保土ケ谷区にゆかりの深い薬剤師・北井康一さん(スカイビル調剤薬局・取締役社長)に、アレルギーへの対策などを聞いた。

 ―花粉シーズンはいつ頃まで続きますか?

 「すでに始まっていて、敏感な方はもうつらく感じてらっしゃるのでは?2月から飛び始めるスギが主となり、これから3・4月にかけてピークに。5月頃ようやく少なくなるでしょう」

―今季の特長は?

 「飛散量の予想は関東で例年の3倍以上。当薬局でも過去1番多かった患者・相談者数(1日で約250人)を上回る人数を想定しており、準備しています」

―対応策としてどんなことに気を付ければ?

 「外出時のマスク・眼鏡の着用。帰宅後のうがい、手洗い等はもちろん、症状がつらい時は、専門家にアドバイスを仰ぐことが重要です」

―市販薬の効果は?

 「今はOTC(一般用)医薬品で簡単に症状が治まる患者さんもいます。昔処方薬だったものも、市販で買えるものが増えてきました。症状をお聞かせいただければ、それに合ったお薬を薦めさせていただきます」

―鼻炎の薬などは眠くなりやすい印象がありますが?

 「個人差があり、眠くなることがあります。しかし最近では、眠気を催さないタイプのお薬も開発されていますので、薬剤師にご相談ください。また即効性の高い点眼・点鼻薬なども開発されています」

―効果の高い漢方薬はありますか?

 「有名なのは小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。漢方がいいという方、体に合う方にはもちろんお薦めです」

―PM2・5の影響は?

 「一概には言えませんが、花粉と混ざり合ってより凶暴化し、症状が悪化する方、新たに発症する方が増えるのでは、と言われています。今後の国内全体への影響を含め、注意が必要です」

―最後に花粉症に悩む方に向けメッセージを。

 「体質の改善が症状を楽にする第一歩。そのために私たち薬剤師が、患者さんに合ったお薬を一緒に考えます。市販薬で治りにくい状態の方は、自らの経験で大抵わかります。専門病院等も紹介させていただきますので、是非一度お越しください」

■横浜市西区高島2の19の12スカイビル9階「スカイビル調剤薬局」【電話】【FAX】045・453・4193へ。
 

要警戒 今シーズンの「花粉」-画像2

スカイビル調剤薬局

横浜市西区高島2-19-12 スカイビル9階

TEL:045-453-4193
FAX:045-453-4193

http://www.skybiru-yakkyoku.com/

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