区内・帷子町在住の堀川美哉(よしや)さんが2月13日、胃がんのため死去した。82歳だった。
堀川さんは中学校の校長先生などを経て、横浜植物会の運営委員に就任。地元を中心とした植物の専門家として、生態系の研究などに携わったほか、海外へも足を運び様々な草花を観察。こうした経験を買われ2007年には保土ケ谷区制80周年の記念事業「区の木」の選定委員長に選ばれたほか、執筆活動にも着手。
観察記録となる膨大な数の植物を写真やイラストで解説した1300ページにも及ぶ本『横浜の植物』も完成させ、こうした活動の様子を本紙「保土ケ谷区の植物」コーナーに掲載した。
7年に及ぶ掲載期間中、1度も休むことなく寄稿を続け、連載回数は236回。今号(2月20日号)と次号分の原稿をパソコンに入力後、息を引き取ったという。
保土ケ谷区編集室では、遺族の意向などを踏まえ、堀川さん生前最後の寄稿となった237回目の内容も、2月27日号で掲載する。
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