たなおろしメモ好評 手つかず食品削減に
G30などのゴミ減量化や分別の徹底、生ごみの水切りの周知などさまざまな活動が功を奏し、保土ケ谷区の24年度のごみ総量は51281トン。21年度の53139トンから3年で3・5%の削減に成功した。
区ではさらなる減量化策として、今年度から手をつけられずに捨てられている食品の対策に乗り出した。手つかずのままごみとして出される食品は、横浜市内で年間約2万トン。一人当たり1年間で約5キロになるという。市では「冷蔵庫の中身を見て必要な分だけを買う」「消費期限に注意して食材を買う」「つい買いすぎてしまうものを把握する」など注意喚起しているが、保土ケ谷区では手軽に行動にうつしやすいようにと『たなおろし3R夢(スリム)お買いものメモ』を作成。子育てサークルなどで配布している。
この冊子は冷蔵庫内すべての食品や調味料の数と消費期限を書き出し、今日の買い物リストを作成するもの。「無駄がなくなった」「買い物がしやすい」など大変好評で、すでに1000部以上が配られた。区役所地域振興課は、「ごみ減量の新たなきっかけづくりに」と期待を寄せている。
|
<PR>
|
|
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|