常盤台にある雑貨の企画・販売メーカー「(株)ワンスレッド」(半田真哉代表取締役)=人物風土記で紹介=が開発した父親向けの育児用バッグが市内における行政現場での活用や社会問題を解決するために開発された商品・技術を行政が後押しする「販路開拓支援事業」にこのほど認定された。
同バッグは半田さん自身の育児における経験や悩みをきっかけに、父親が前向きに楽しく育児に参加するために使いやすいバッグがあればと、昨年の5月から開発を始めた。
妻であり、専務取締役でもある紗知子さんにも助言を仰ぎながら近所のパパ・ママ友など140人にアンケートを行い、どのような機能をつけたら良いか様々な意見を取り入れ、今年の7月に完成した。会社に持って行っても違和感のないデザインに仕上げ、おむつや哺乳瓶が所定の位置に固定して収納できるようにし、ポケットの数も充実させるなど、機能面でもさまざまな工夫を施している。
また、「特に苦労した」と語る子どもを抱っこする補助としての機能を果たせるよう、バッグの負荷のかかる部位において製品本体の強度試験や衝撃試験を何度も実施し試行を重ねた結果、3歳児の平均体重とされる15kgまでの重みに耐えられる強度を備えている。
半田さんは「育児を行うパパが心にゆとりを持てば前向きに育児にも取り組んでくれるし、パパの笑顔が増えて家族にも笑顔ができる。また、育児を通して夫婦間で悩みや喜びを共有して絆が深まっていければ」と開発したバッグへの思いを話した。
同バッグに関する問い合わせは(株)ワンスレッド【電話】045・744・5986へ。
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