鎌谷町の住宅街で「タイワンリス」に遭遇した。家と家の間から勢いよく出てきて、すぐそばの公園の塀を駆け上がり、するすると木に登って行った。保土ケ谷公園などではたまに見かけていたが、真昼間の住宅街でも見かけるとは…と驚いて思わずカメラを向けた。
タイワンリスは頭の先から尾の付け根までの長さ20cm前後、尾の長さは18cm前後。樹木の種子や果実、花、葉などを食べるほか、昆虫やカタツムリなどを捕食する。市南部を中心に、近年急激に数が増えているという。
姿こそ可愛らしいが、家の戸袋などに棲みついたり、樹木や電線をかじる、農作物への被害、生態系への影響などが危惧される特定外来生物だ。
横浜市環境創造局動物園課は「野生動物には絶対に餌をあげないで」と呼び掛ける。また、「被害がないようであればそのまま見守っていて大丈夫」としたうえで、民有地で被害を与えるタイワンリスについては、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可証の交付や捕獲ワナの貸し出し、捕獲されたタイワンリスの回収処分などの対応を行っているという。
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