「保土ケ谷区休日急患診療所」が4月4日(日)から来年3月まで岩間町の三師会館1階(岩間市民プラザ内)に一時移転し診療を受け付ける。老朽化などのため今夏着工する建て替え工事に伴う措置で、診療体制などに関する変更はない。
休日急患診療所は日曜日や祝日で診療所・病院が休みの際、保土ケ谷区医師会(浅井俊弥会長)に加盟する内科医・小児科医2人が当番制で急病人を診察する機関。医師会事務局によると冬場のインフルエンザの蔓延状況により増減はあるものの、年間3千人から3500人が利用しているという。
天王町の保土ケ谷地区センターの近くにある区休日急患診療所は1980年4月に開所。築40年以上が経っており、老朽化が進んでいたため、建て替え工事が決まっていた。
建て替え工事に伴い区医師会では岩間市民プラザ1階の三師会館(岩間町1の7の15)に仮診療所を開設する。これまで同様、日曜・祝日・年末年始の午前10時から午後4時まで(受付/午前9時30分から午後3時30分まで)診療を受け付ける方針だ。
仮診療所となる三師会館には駐車場がなく、医師会では、来所する際には公共交通機関を利用するか、車両で来所する場合には近隣のコインパーキングの利用を呼び掛けている。
問い合わせは区医師会(平日)【電話】045・335・6333/(休日)【電話】045・335・5975へ。
感染症対策
建て替えへ向け設計が進む中、新型コロナウイルス感染症が拡大したことに伴い計画が一部見直された。
新診療所には5つの診察室が設けられるが、このうち2つを室内の気圧を室外よりも低くすることでウイルスなどで汚染された可能性のある空気を室外に逃さないようにし感染症の拡大を防止するため陰圧化。感染症対策用の玄関を作り、一般患者との動線が分かれる構造とした。
さらに駐車場に通じる職員専用の通用口を設置。発熱など感染症の疑いのある患者が来所した際には、車から降りずに診察対応することが可能になるという。
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