2年ぶりの開催となる「第103回全国高校野球選手権神奈川大会」の決勝戦が花見台の県立保土ケ谷公園内にあるサーティーフォー保土ケ谷球場で実施されることになった。
夏の高校野球神奈川大会は例年、横浜スタジアムで決勝戦が行われている。しかし今夏はスタジアムが東京五輪の野球・ソフトボール会場となっており、使用できないため保土ケ谷球場での開催となった。
1949年に開場した同球場は長年、「神奈川の高校野球の聖地」と称され、数々の名勝負が繰り広げられてきた。秋季大会や春季大会で決勝戦が行われることはあるが、夏の大会の決勝戦会場となるのは、75年の第57回大会以来で46年ぶりとなる。
この時は現在、読売巨人軍の監督を務めている原辰徳選手らを要した東海大相模高校が日大藤沢高校を下し神奈川を制し、甲子園出場を決めている。
176チームが出場する今大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として開会式は実施せず、7月10日(土)から保土ケ谷球場を含む県内11球場で試合が行われる。
保土ケ谷球場では開幕日の10日から27日(火)の決勝戦まで23試合が予定されている。4回戦までは観客入場数に制限を設け、5回戦以降は前売りで入場券が販売される。
区内4校の初戦は
6月5日には組み合わせ抽選会が横浜市内であり、区内から出場する4校の初戦相手が決まった。
3度の甲子園出場経験を持つ古豪・県商工高校は10日に保土ケ谷球場で横浜立野と対戦。11日には保土ケ谷高校が小田原球場で西湘と初戦を戦う。光陵高校は12日に中栄信金スタジアム秦野で秦野総合と対戦する。過去2度の準優勝経験がある桜丘高校は2回戦からの登場。14日に保土ケ谷球場で神奈川大附との初戦に挑むことになる。
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