保土ケ谷警察署はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとしてJA横浜和田町支店の桑原千尋さんに感謝状を贈呈した。
同支店に1月14日、高齢女性が200万円を引き出すために訪れた。窓口で対応にあたった桑原さんは、出金の理由などの聴取を実施。女性の話から詐欺の可能性を察知し、警察に通報して被害を未然に防いだ。同署によると、女性の元には息子をかたる犯人から「会社の書類を間違えて送ってしまい、すぐにお金が必要になった」と電話がかかってきていたという。
3月25日現在、今年に入ってから区内で発生した特殊詐欺の件数は7件で、被害額は518万円にのぼる。保土ケ谷警察署は「電話でキャッシュカードやお金の話がでたら詐欺」と注意喚起を促し、「『固定電話を常時留守番電話に設定する』『迷惑電話防止機能付きの電話機を設置する』など、犯人からの電話に出ないようにすることが被害防止に効果的」としている。また、神奈川県警のHP(ホームページ)では犯行グループの実際の電話のやりとりも公開されており「実際の手口を知り、詐欺に遭わないように注意してほしい」と話した。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
岩間市民プラザで写真展 9月21日〜28日9月16日 |
|
|
|
|