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保土ケ谷区版 公開:2023年1月5日 エリアトップへ

「身近に感じられるクラブに」 横浜FC 木村遼社長インタビュー

スポーツ

公開:2023年1月5日

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プロフィール:1988年生まれの34歳。2011年(株)LEOC入社。ベトナム支社部長や関連会社執行役員などを経て2022年1月から現職。学生時代はFW。
プロフィール:1988年生まれの34歳。2011年(株)LEOC入社。ベトナム支社部長や関連会社執行役員などを経て2022年1月から現職。学生時代はFW。

 昨年サッカーJ2リーグで2位となり、1年でのJ1復帰を果たした横浜FC。就任1年を迎える木村遼代表取締役COOに、3度目のJ1への展望や地域との関わりなどについて話を聞いた。

 --昨季の振り返りと今季の展望を聞かせてください。

 「昨季は選手・監督だけでなくスタッフも全員が同じ目標をもち、必ず1年でのJ1昇格に力を入れていたので、達成できてホッとした部分が非常に大きかったです。残留が次の目標ですが、目指すところはJ1定着。今シーズンは社長としては初めての『横浜ダービー』もあるので楽しみですね」

 --J1の20チーム制移行に伴い今年の降格枠は1チームになります。

 「我々としてはすごくチャンス。まだ我々はJ2のチームだと思われているので、残留して来シーズンもJ1で戦うことができれば、そこでJ1のチームとして見られる。そこから上を目指していきたいと思います」

 --中村俊輔さんがコーチに就任されましたが、期待する点は。

 「まだ中村コーチとは言い慣れませんね(笑)日本の誰もが知るスーパースター。色々な経験をされていますので、まずは選手に寄り添ってもらって、中村コーチしかできない指導・アドバイスを期待しています」

 --スタジアムのコロナ規制も緩和されていく中で、集客や盛り上がりに関しての考えは。

 「昨年はコロナが少し落きつき、最後は声出し応援もできるようになりました。選手と話しても、スタジアムの雰囲気、サポーターの声というのは間違いなく力になると感じます。毎試合満員に近いサポーターに三ツ沢へ来てもらうために、地域に足を運ぶ活動を増やすなど、皆様にホームゲームに来て頂く仕組みづくりに改めて一から取り組んでいます」

子どもと選手の交流を

 --今後取り組んでいきたい活動は。

 「まずは地域の子どもたちに選手と触れ合える時間を増やしたい。地元のサッカークラブとして『子どもたちに夢を届けたい』という思いはすごく強いです。15年以上継続している独自の取り組みとして、選手が小学校を訪問して授業する『夢で逢えたら』を昨年は市内8校で行いました。子どもたちのキラキラした目を見ていると、やっぱりサッカー選手って夢を届けるんだなと改めて現場で感じましたね。地元の子どもたちと触れ合うことが、試合に勝つのと同じくらい大事なことだと思っています。『横浜FCは身近に感じるクラブだ』と思って頂きたいと強く感じますね」

 --ファン、サポーター、区民へのメッセージをお願いします

 「昨シーズンは、地域の皆様の応援があってこそのJ1昇格でした。試合で勝つこともそうですが、子どもたちに夢を届けたり地域の皆様を元気づけるのもサッカークラブの役割です。そこに力を入れながら、皆さんにもホームゲームに来て頂き、みんなで横浜FCを強くしていきたいと思います。今シーズンもぜひ応援して頂きたいです」

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