皆さまの声をカタチに! 市政報告 68 もっと暮らしやすい横浜をめざして! 横浜市会議員 斉藤伸一
一昨日、横浜市会定例会が閉会しました。私の質疑を中心にご報告します。
地震防災対策の強化を!
横浜市は能登半島地震が発生した直後から、職員を現地に派遣するなど被災地支援に力を入れています。このような状況の中、私は本会議で、横浜市で大地震が発生した場合の防災対策の検証を要請。
24年度は、提案してきた地域防災拠点での液体ミルクの備蓄やスマートフォンを持たない方へのテレビ・プッシュ型情報伝達サービス、避難所となる学校体育館のエアコン設置等が推進されます。
横浜市独自の出産費助成を実施へ!
昨年4月に50万円まで引き上げられた出産育児一時金。市の調査では基礎的費用だけで平均55万円の出産費用がかかっていることから、1月、公明党として市長に対し世帯収入にかかわらず独自に支援するよう申し入れました。
その結果、本年4月以降に出産した方を対象に市独自に上限9万円の助成金を支給することになりました。10月以降スマートフォン等から申請できます。
市内約2700の公園を禁煙に!
昨年10月、市内の5つの公園(保土ケ谷区では天王町駅前公園)で「全面禁煙」を実証実験しました。
これまで公明党として、条例化も含め実効性のある公園の受動喫煙対策を訴えてきましたが、来年4月から公園内での喫煙を禁止する条例化の方向性が示されました。
寄り添いの終活支援を!
これまで一人で自立した生活を続けてきた高齢者から、急病や事故等で、急遽、支援が必要になり生活上のさまざまな課題についてご相談を受けることが増えてきました。
本会議で市の対応を求めた結果、民間サービスの活用も含め、国や他都市の状況、市内で行われているモデル事業等を踏まえ、ご本人の状況に応じた包括的な支援の進め方について、調査、検討を進めていくことになりました。
お悔やみ窓口を試行設置
1月30日「お悔やみ窓口」が、鶴見区と瀬谷区をモデル区として設置されました。
「悲しみの中、たくさんの不慣れな手続きが大変だ」とのお声をいただいています。
昨年母を亡くし私も痛感しました。
今後、市内全区の設置、デジタルを活用して一切の手続きがワンストップで完結できる窓口を目指します。
特別支援教育支援員の謝金単価を引上げへ!
最低賃金が時給1千円を超えるこの時代に、有償ボランティアとはいえ1時間500円という基準について改善を訴えてきました。
現場からは、「やりがいはあるが謝金が安い」、「新たな担い手を探すのにこの謝金では適任者に声を掛けることができない」とのお声。
これまでの取り組みが実り、本年4月から1時間1千円に引き上げられます。
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