vol.517 ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや 「初夏」文／ささきやすえ（区内在住・フリーライター）
ボクはミルキーＪｒモカＪｒモネ。瀬戸ケ谷町に住む２歳のミニチュアシュナウザー。
さわやかな「初夏」になるね。季節を楽しむ花と言えば、ボクはアジサイを思うよ。散歩の途中、よく見かける花でもあるし、花屋の店先には珍しい形や色の鉢植えが並んでいて、楽しみ方もいろいろあると感じているの。
「かながわの花の名所１００選」にも選ばれている花見台の神奈川県立保土ケ谷公園の辻広場にはアジサイが多く植えられているよ。
峰沢町にある「滝ノ川あじさいロード」では８００株ほどのアジサイが栽培されていて、みごとだよ。開花は毎年６月頃だね。
漢字では紫陽花と書くけれど、平安時代には、安豆佐為（あづさゐ）と書いていたようだ。唐の詩人の白居易の詩集「白氏文集」に紫陽花という表現があって、それを和名では安豆佐為（あづさゐ）と解釈したのだとか。でもね、白居易が紫陽花としたのはアジサイの花ではなくライラックのような花だったとの説もあるの。紫陽花にこのような物語があったのだね。
◇花言葉
紫・青：冷淡、無情
ピンク：強い愛情
白：寛容、一途な愛
ガクアジサイ：謙虚
ヤマアジサイ：切実な愛
カシワバアジサイ：清純
コアジサイ：忍耐強い愛
道路沿いでもよく見かけるアジサイ。実は、花、葉、茎のどの部分にも毒性があるのでボクたち犬族が食べてはだめだよ。大量摂取でない限り問題はないといわれているけれど、下痢や嘔吐の症状がでることもあるの。気を付けようね。
次回「傘」
今日は何の日？
「えんぴつ記念日」
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