横浜市が運用するウェブサイト「よこはま防災e―パーク」では、動画などで幅広い防災の知識を学ぶことができる。
同サイトは昨年4月に開設。防災訓練の参加者が固定化・高齢化し、特に20〜30代の子育て世代の参加割合が少ない状況の中、「防災の必要な知識・技術を気軽に学ぶことで、いざという時の適切な行動につなげ、自助の裾野を広げる」ことを目的に作られた。
能登半島地震の発生により、自然災害への備えについての関心が高まる昨今。市は利用者の意見をもとに今年4月、サイトをリニューアルした。
サイトは子どもから大人までが楽しく防災について学べる仕様。子どもの好奇心が引き起こす想定外の火災、事故の事例や乳幼児への応急手当など子どもを守るために必要な知識を学習する「子育て世代コース」のほか、子どもの成長段階に応じて学べる「こどもコース」などがある。
70本以上の動画が閲覧でき、1本3分間の短編動画もあるので、忙しい人も気軽に利用できる。
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