横浜清風高校陸上競技部の鶴田瑛梨奈さん(2年)と成田卓登さん(3年)が全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で入賞した。
リラックスして実力発揮
鶴田さんは女子棒高跳に出場。3m50と3m70の跳躍を2回失敗するなどの後がない場面を持ち前の勝負強さで乗り越え、自己ベストを更新する3m75を成功して4位に入った。
2年連続のインターハイ出場で、昨年の9位から順位を上げた。棒高跳と動作が似ている鉄棒トレーニングに取り組むなどして技術を磨いたほか、適度な緊張感の中、リラックスして競技に臨めたことが良い結果につながったという。
県総体、南関東地区予選会、インターハイでの優勝が来年の目標。「空中動作の過程などを意識し、正しいフォームを身に付けたい」と話し、好不調の波を少なくしたいという。
ライバルの分まで
成田さんは男子砲丸投と円盤投に出場。砲丸投で16m00を記録し、初めてのインターハイで5位入賞を果たした。
中学時代からのライバルでありながら友人でもある他校の選手と「決勝で会おう」という約束を交わしたが、友人は惜しくも予選で敗退。「チームメイトはもちろん、ライバル選手の分まで頑張りたかった」といい、その思いが実力を最大限に引き出した。
成田さんは大学でも競技を続ける予定で、砲丸の重さが高校の6kgから7・26kgに増える。ベンチプレスは140kgを記録するなど、高校生離れした規格外の怪力を持つが「さらなるパワーアップが必要。大学生になるまでの時間を大切に過ごしたい」と慢心はなく、地道な筋力トレーニングなどに取り組む。
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