和田・釜台地区社会福祉協議会(播口輝二会長)は10月11日、釜台町自治会館でこども食堂「(仮称)みんなの『わだ・かま食堂』」を試験開催した。
同地区では第4期保土ケ谷ほっとなまちづくり地区別計画のテーマである「つながる」の活動を進めることを目的に、世代を超えた地域住民の交流の場として誰でも参加できる「みんなの食堂」の開催を検討。他地区で実施されている運営方法などを研究し、ボランティアらで構成する「みんなの食堂委員会」を立ち上げ2025年度からの実施に向け検討を重ねてきた。
試験開催のこの日はカレーライス40食分を用意。バイキング形式で鶏の唐揚げやおにぎりなども提供した。自治会館には開始前から小学生から高齢者まで多くの地域住民が集まった。来場者は小学生100円(中学生200円)、高校生以上300円でコインを購入。玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、豚肉が入り甘口に仕上げられたカレーを味わった。常盤台小学校の友達同士で来場した宍倉智生くん(5年)と島颯志くん(同)は「家で食べるより美味しいかも。100円は安い」、「カレーはちょうどいいい辛さで美味しいし、会場の雰囲気もいい」と話した。来場者数は全体で45人でその内28人が小学生だった。また、来場者に対してカレーの評価などを問うアンケートを実施し、同食堂の正式名称案を募った。播口会長は「みんなの意見を参考に食堂の名前を決めたい。今年度中にもう一度試験開催したい」と考えを述べた。
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