神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年10月31日 エリアトップへ

釜台町 精肉店跡地を交流拠点に 来夏開業予定、準備進む

社会

公開:2024年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
開業準備を進める西村さん
開業準備を進める西村さん

 昨年7月に閉店した釜台町の二葉屋精肉店の跡地を多世代交流拠点にする計画が進んでいる。地域住民らによるチームが担い、「二つ台みーとみーと」として来年7月に開業予定。プロジェクトの周知を兼ねた交流イベントも行われ、まちの活性化に期待が高まる。

 同精肉店は、バス通りの大池道路沿いにある「二つ台商店街」(釜台町と隣接する常盤台の2つの台を付けた愛称)に位置。かつてはにぎわいを見せていたが、店主の高齢化などにより、店舗の閉店が相次いでいる。

20代住民が発起人

 商店街に再びにぎわいを創出しようと立ち上がったのが、昨年11月ごろに結成された地域住民らによるプロジェクトチーム「二つ台みーとみーとPJ」。代表を務める西村実貴さん(25)は横浜国立大学出身で、18歳から常盤台で暮らしている。「自分がまちにやって来た時は、商店街で定食屋やそば屋などが営業していたが、店が年々減少している。大好きなまちを盛り上げたいと思った」とチームを立ち上げた経緯を話す。

 プロジェクトメンバーを集めるため、地域の会合に参加して自身の思いを発信。常盤台地区連合町内会の石川源七会長などが取り組みに賛同した。国大時代の同級生や後輩のほか、チームのインスタグラムを見た人なども仲間に加わり、現在は約30人で活動する。

 二つ台みーとみーとは昼間はシェアキッチン、夜間は学習塾として開業予定。西村さんは西区の藤棚商店街の中にあるシェアスペースで学習塾を経営する。「藤棚での経験をプロジェクトに活かし、持続可能な施設にしたい」と話し、学習塾で得られた利益などを柱にして施設を維持していきたいという。プロジェクトの認知度を高めようと、準備中の二つ台みーとみーとで映画上映会などを実施。今後も住民同士の親睦を深めるイベントを予定している。

耐震補強費調達へ

 開業には建物の耐震補強が必要で、工事には高額な資金が必要だという。クラウドファンディング(CF)を計画し、資金の調達を目指す。西村さんは「開業を楽しみにしている皆さんの期待に応えられるよう、課題を解決していきたい」と意気込みを語る。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

電柱への防犯灯設置拡充

横浜市

電柱への防犯灯設置拡充

青葉区の強殺事件受け

11月21日

実行委員会形式に変更

区P連バレーボール大会

実行委員会形式に変更

担当役員の負担を軽減

11月21日

キャンドルを作成

初音が丘小6年3組

キャンドルを作成

防災拠点訓練で販売

11月14日

いじめ認知件数 最多に

市内公立小中学校

いじめ認知件数 最多に

市調査で3年連続増

11月14日

DXで搬送時間を短縮へ

市消防局

DXで搬送時間を短縮へ

実証事業で早期整備めざす

11月7日

移動販売で買い物支援

マルエツ

移動販売で買い物支援

狩場町第三公園で初開催

11月7日

あっとほーむデスク

  • 6月20日0:00更新

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook