上星川小学校(西山久美子校長)に通う5年3組の児童が11月15日、ドイツ連邦共和国大使館の小林茂樹公邸料理長を迎えてドイツ料理を学ぶ授業を受けた。
外国に関わりがある児童が複数人いる同クラスではこれまで、総合的な学習の時間で世界の国の食文化を知り、食を通じた国際交流を図ることを目的に学習を進めてきた。その際、社会科の「自然条件と人々のくらし」の発展的な学習として、寒い国や暑い国の食文化を調査。国内の北海道と似ている点があるドイツの食文化に目を向け、今回の授業を行うことになったという。
15日の授業では、小林氏の指導を受けながらドイツでは家庭料理として親しまれているレンズ豆のスープの調理に挑戦した。児童は根セロリ、西洋ネギ、ジャガイモなどの野菜を包丁を使って一口大の大きさにカットし、野菜を炒めた後にドイツ産のウインナーやレンズ豆を入れて煮込んだ。また、最後に小林氏が岩塩やコショウを入れ味を調整してスープを完成させた。
完成したスープを試食した大石梨乃さんは「日本とドイツの味付けが違って、酸味が効いていた。食べたことのない味で面白かった」と話し、コスタリカに関わりがあるゲバラ アレクサンドラさんは「コスタリカの料理と香りが少し似ていた。もっと色々な国の料理をみんなに知ってほしい」と語った。
同クラスでは今後、給食のメニューレシピを作成する予定だという。
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|