鶴見区内の小学校・高校の教員3人が、日頃の教育実践などで優れた成果を挙げたとして、文部科学省からこのほど優秀教員表彰を受けた。
優秀教員表彰は、全国の国公私立学校から推薦された教員について、文科省が審査を行い決定される。
区内からは、猪俣宗哉教諭(43、新鶴見小学校)、臼井亮司教諭(42、矢向小学校)、佐野和夫教諭(50、横浜サイエンスフロンティア高校)が選ばれた。
猪俣教諭は、新鶴見小に赴任し6年目。年間計画などを調整する教務主任などを担当している。南アジアのバングラデシュで青年海外協力隊として2年間活動した経験もあり、国際社会への興味関心を伸ばす授業などに取り組んできた。「子どもたちには知らないところで何が起きているかを学んでほしい」と話す。
臼井教諭は、矢向小で外国につながりのある児童を指導する国際教室を担当。また、市内小学校の教員らとともに体育指導を研究する「横浜市立小学校体育研究会」にも所属。研究会では、「運動の楽しさや達成感を感じてもらえる授業づくりを心がけている」と話し、日々の授業内容の向上に努めてきた。
佐野教諭は、横浜サイエンスフロンティア高で情報化社会に適応できる能力を養う「理数情報」を指導。同校が協定を締結する民間企業との連携授業をコーディネートするなど、生徒の情報教育に尽力してきた。「難しいと思われがちな情報をできる限りわかりやすく教えていきたい」と決意を新たにしていた。
![]() 佐野和夫教諭
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![]() 猪俣宗哉教諭
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![]() 臼井亮司教諭
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