「手と足を同時に動かすなど、少し難しさをプラスすると、やる気物質のドーパミンが出て、病気にいいんです。ではリズム体操をやってみましょう」――
これは、鶴見区が行っている、区内周辺に住む神経系難病患者とその家族を対象とした交流会の一幕だ。
「あじさい会」と名付けられた交流会は、毎月1回実施。パーキンソン病や運動ニューロン病などの神経系難病患者に、快適な療養生活を送るための情報交換や、外部講師を招き、機能維持・向上を目的とした運動・リラクゼーション法などを提供する場として開かれている。
「いきがいみたい」
区担当者によると、会には毎回10人前後が参加しているという。
2月18日にあった今年度11回目には、リハビリを専門とする理学療法士の東太田賢作さん=人物風土記で紹介=が講師として参加。日常生活動作のための講話や、リズム体操などが行われた。
毎月参加しているという女性は、「もう10年くらい来ている。同じ思いをしている人となかなか出会う機会がないから楽しい。いきがいみたいなもの」と笑顔を見せていた。
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