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寺歴450年光永寺 要望に応え、ペット墓販売開始 供養の方法 4種類に
寺歴450年以上と由緒ある寺院、曹洞宗潮田山光永寺(荒原光春住職)=鶴見区汐入町=にペット専用合祀墓や、人とペットが一緒に入れる納骨壇などが完成し、このほど販売が開始された。故人のための墓や納骨堂などに新たな供養の形が加わったことで、さらに個々の生活スタイルや希望に沿った選択が可能となった。生きとし生けるもの全てに平等である「死」――多様化する現代の暮らしの中でも、等しく来る最期の場所選びは重要だ。同寺は、「なるべく要望に応えたい。気軽に相談に来てもらえれば」と話す。
家族同然、愛する「あの子」のために
先ごろペット用として新たに造られたのは、合祀墓となる畜霊塔と、室内型の納骨壇、遺骨を預かるのみとなる納骨棚、そして、人とペットが一緒に入れる釈迦像前の納骨壇の4種類。いずれも「愛願の碑」と名付けられている。
周辺にはペット霊園などが少なく、同寺にはこれまでも、「ペット用の墓などを造ってほしい」という要望が寄せられていた。今回はそれに応えようと新設されたものだ。建設にあたり荒原住職は「造るなら一霊でも多く供養したい」と、供養の仕方を4種類設け、金額もできる限り低く設定したという(詳細下記価格表参照)。
新設されたうち、合祀墓畜霊塔と室内型納骨壇、納骨棚はペット専用となっている。
畜霊塔には従来の墓同様に御影石が使用され、犬や猫など、石造りの動物を配置することで愛らしさをプラス。価格は一霊につき1万5千円だ。
室内型納骨壇は、骨壺を棚に安置する形で、内装を白で統一。室内には、偲ぶ時間を過ごすためのテーブルなども設置されている。納骨棚は寺内に遺骨を預かるのみとなるが、骨出し料を支払えば、室内型納骨壇でのお参りが可能になるという。
釈迦像前に設置された納骨壇は、人とペットを一緒に納骨可能とした。新設の要望とともに、「家族同然のペットと一緒に眠りたい」という声もあったため対応したもので、100基限定となっている。
ペットを埋葬できる寺院はそれほど多くなく、維持する人がいなくなった場合は、畜霊塔に合祀されるので安心。すでに遺骨がある方も含め、まずは見学してみてはいかがだろうか。
多彩な故人用
光永寺では、従来からある故人のための永代供養付き納骨堂や、墓地なども案内が可能だ。
納骨堂は、屋内霊園とも呼ばれ、墓地不足や墓を持たない新たな供養の形として、近年人気を博している。寺が責任を持って供養する永代供養付きとあって、少子高齢化を背景に、「跡継ぎがいない」「無縁仏になるから」などと、墓地を持ちたくない人が生前購入している傾向にあるという。宗旨・宗派は問わず、永代供養料12万円〜(年会費・管理費無料)。
墓地、石位牌も人気
「やはり最期はお墓で」と、時代が変わる中でも根強い墓地。同寺の墓地は平坦で日当たりも良く、駅からバス便などのアクセスの良さなどで評判だ。現在、新区画を販売中だが、「土地不足から今後どこまで墓地を用意できるかわからない」と販売担当者。数に限りがあるとして、早めの購入を呼びかけている。
遠方で足が遠のいている地方の墓を閉じての引っ越しにも対応。散歩のついでに墓参りといった近さは、長い目で見ると必要になる要素。見学の価値ありだ。
また、納骨堂や墓地購入者に好評なのが、手元用の石位牌。手のひら大ながら墓石と同等の造りで、遺骨を入れて顔写真を付けることができるため、「墓、位牌、形見が一つになったみたい」と喜ばれている。ペット用の石位牌も製作可。
いずれも見学・相談無料(随時受付)。送迎可能(要予約)。自分に合う最期の形、由緒ある寺院に相談を。
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