白鵬女子高校3年生の畠山紗英さんと2年生の丹野夏波さんがこのほどアルゼンチンで行われた「UCI BMXスーパークロス・ワールドカップ第5戦-第6戦」に日本選手団として派遣され、丹野さんは準決勝、畠山さんは準々決勝進出を果たした。丹野さんは日本代表選手団の中で最高の成績だった。
BMXはアップダウンやカーブのあるコースを自転車でレースする競技。同大会は年に一度の世界選手権に次ぐ大きな大会となる。
五輪目指す
二人は4歳の頃からBMXを始めた。畠山さんの家族は、みんなで自転車に乗るBMX一家。畠山さんの父親と同じ職場だった丹野さんの父親が、その魅力を知ったことがきっかけで、丹野さんも自転車に夢中になった。
二人は毎週末、1日5時間ほど練習を重ね、学校のある日は放課後ジムへ行くなどして体作りに励む。
BMXは2020年に行われる東京五輪の正式追加種目となっている。畠山さんは「自分が出場できる年に東京で開催するというのはなかなかない。出場したい」と力強いコメント。丹野さんは「五輪を目標に練習を重ねている。出場してメダルも取りたい」と意気込んだ。
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