神奈川県は2日、横浜駅東口の新都市プラザイベントスペースで、生麦事件の史料展示などを含めた県内の歴史観光スポットのPRイベントを開いた。
県は現在、県内の歴史を生かした観光振興に力を入れており、来年に迎える明治維新150周年を契機に、幕末と明治期の歴史に着目。発端となった「生麦事件」も魅力の一つとしてとらえている。
イベント当日は、鶴見区が複写した生麦事件参考館の史料展示のほか、県製作の観光パンフレットなどを配布。およそ1千人の人たちが足を止め、展示に見入る姿が見られた。
県担当者は、今後も区や同館などと連携して生麦の歴史等をPRしたい考え。昨年6月の県議会では、区選出の鈴木秀志議員(公明)の一般質問に、黒岩祐治知事が「明治維新150周年を機に、事件ゆかりの鹿児島県や地元横浜市と協議し、観光資源としての活用を積極的に検討していく」と答弁。11月に県が発行したガイドブック「かながわ歴旅」の中でも、生麦周辺のルートが紹介されている。
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