部活動の優れた取り組みを称える「かながわ部活ドリーム大賞」(県教教育委員会主催)の今年度受賞者がこのほど発表され、区内では横浜サイエンスフロンティア高等学校文芸部が「文化賞」に、鶴見養護学校ダンス同好会が「アクティブ賞」に選ばれた。2月3日には藤沢市で表彰式が行われた。
同表彰は、県内の中学、高校などを対象に部活動の優れた取り組みを行った団体・個人を表彰するもので、部活動を通じた人づくりや、入部率向上などを目的に2007年から行われている。
俳句甲子園全国へ
文化賞は、各種大会やコンクールで全国的に注目される著しい成果があった団体に贈られるもの。横浜サイエンスフロンティア高等学校の文芸部は、4年連続全国高等学校総合文化祭の文芸部誌部門に出場していることや、今年初めて俳句甲子園全国大会に出場したことなどが評価された。
部長の成田叡賦(えいふ)さんは「自分は引退だが、来年は俳句甲子園で決勝まで進んでいってほしい」と話した。
共生社会への教育に
鶴見養護学校が受賞したアクティブ賞は活動実績が学校の特色に繋がる顕著な取組や他の模範となる活動をした部が受賞するもの。
同校ダンス同好会は、第37回バトントワーリング神奈川県大会に特別支援学校として初めて出場。ダンス創作過程で仲間を思う意識が生まれるなど日常生活にも大いに活かされたほか、同年齢の生徒と同じ場で発表し合うことができたことで、共生社会への教育推進に繋がった点が評価された。
授賞式に参加した横山ケイジさんは「嬉しい。頑張ったからもらえた立派な賞」と喜んでいた。
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