法政大学国際高校=岸谷=の生徒会長を務める李彩那さん(3年)が、先ごろ日本生徒会大賞2018の個人の部大賞を受賞した。
賞は、全国の生徒会活動を支援する(一社)生徒会活動支援協会が、昨年から実施しているもの。教育関係の研究者や学校教員などの有識者らが、公募で集まった全国の生徒会活動に携わる個人や団体等から選出している。
今年の大賞は李さんのほか、団体の部で戸山地区高校生徒会連盟、学校の部で筑紫女学園高等学校筑紫会執行部=福岡県=が受賞した。
改革の指針に
李さんは1年生のときから生徒会で活動。昨年11月、会長に就任した。
今年度から共学化という大きな変革があった同校。大賞への応募は「今後、改革を担う後輩たちの指針になれれば」という気持ちからだった。
共学化にあたり、服装規定の校則を見直したり、開校式の準備を進めたりと奔走した。現在は、授業研究会を立ち上げ、生徒から集めた意見を反映させようと挑戦中だ。
先日、宮城県の仙台育英高校を視察。学んできた新たな授業法を自校の教諭にプレゼンする予定だ。大賞受賞は、そうした活動が評価された。
李さんは「賞を見つけたのが締切の2日前で、一人でやるしかなかった。生徒会の仕事はメンバーと一緒に行っているので、大賞はみんなのもの」と笑顔を見せた。
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